ダイバーのためのウェブマガジン WEB-LUEBlog2007年08月

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この日も快晴。風も昨日よりおさまり、クジラが探しやすくなった。この日は僕がフルーク、スパイホップがトニーのガイドで海へ。フルークのキャプテンはこの日はノーファが担当。僕らは、最初に昨日まったくクジラを見なかった東のリーフを探す。しかし、やはりまったくクジラが見当たらない。そのまま、サブマリンロックまで移動したところで、何個かのブローを発見。

1組のペアが水面でのんびりと休んでいた。僕らはそのペアにターゲットを絞って接近。かなりボートを接近させても、まったく逃げる様子がない。11時30分過ぎ、エントリーしてみると、のんびりと水面で漂いながら、リラックスしている。こちらにも多少興味を示しているようで、移動しても何度も旋回して戻ってきては、こちらの様子を伺うように目線を向ける。

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ときには深くまで潜ってしまうが、それでも海底がかすかに見える深さだったので、彼らの移動するのを白い皮膚の部分で確認しながらついていった。1時間以上一緒に泳ぐ。無線でスパイホップに連絡するが、親子についているとのこと。

僕らは引き続き、ランチを食べたあとにこのペアと一緒に泳ぎ続ける。別のボートで出ていたキャプテンのオンゴから、無線で「シンガーを撮影していて、そこに1頭やってきて、ペアになり、かなり接近して撮影できるようになったからこっちに来るか?」と伝えてきた。

しかし、こちらもかなりフレンドリーだったので、しばらくはこちらのペアと泳ぐので、スパイホップか、取材チームに先に入ってもらってと伝える。スパイホップも、ヒートランを見学していたので、取材チームにそのクジラを譲る。

しばらくして、スパイホップから、こちらのペアと泳ぎたいと無線が入り、こちらに来たので、そのペアを譲って、僕らは取材チームとオンゴのボートがついているペアの方へ。丁度取材チームの水中撮影が終了したらしい。かなりアグレッシブに接近してくるので、よい映像が撮影できたようで、カメラマンの古島さん、コーディネーターの高島さんかたちがボート上で嬉しそうに、オンゴの方に手を振っているのが確認できた。

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僕らもエントリーしてみると、フレンドリーを通り越して、もう僕らを追いかけてくるような状態。危ないので、皆に「ボートから離れないように!」と伝え、皆にラダーなどにつかまっていてもらう。

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それでも、そのクジラたちは、ラダーやボートに捕まっている僕たちの目の前を旋回しつづける。僕は「これ以上は危ないからボートに戻れ!」と指示を出して、二人をボートに上げて、しばらく水中で様子を見る。

何度も何度も同じことを繰り返し、目の前でスパイホップする。目の前とかそういう状態ではない。これが飼っているゴールデンレトリーバーとかなら、「超人懐っこくて、かわいいね~」と言えるくらいの接近の仕方だが、相手は10mを越すクジラ。「超人懐っこくて、かわいいね~」では済まされない。

ただのアグレッシブなクジラだ。僕も海中での撮影をやめて、ボート上からの撮影を行う。後で聞いたのだが、取材チームも危険と判断して、途中でキャプテンが海中での撮影をストップさせたそうだ。

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しばらくは、オンゴのボートと、こちらで一緒にボート上から撮影を続ける。ときに、目の前でテールスラッピングして、水しぶきがボートの中にまで入ってしまうようなシーンもみられた。こんなアグレッシブなクジラはあまり見れるものではない。

今日は満月の翌日。普段はなかなか接近できないペアのクジラ。それがこの日は2組も一緒に、しかもかなり接近して泳げたのは、満月が原因しているのだろうか?

2007年08月26日

夏休み終了!

鍵井 靖章

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育児休暇?いや夏休みが終了。
今日から、お気に入りの国へ取材に向かう。
取材が連続していて、全工程は3週間。7日に一度帰国するが、8日には再び旅立つ。

今年の夏は、鍵井家にとって、美しく正しい夏だった。

さっ、パパはまたカメラを持って、魚たちに振られながらも接近撮を試みてきます。

あっ、今発売の、EX大衆で海の特集を組んでもらっています。
また、今週か、来週発売の週刊誌フライデーでも!
是非、見てください!

では、行ってきます!

2007年08月26日

一番のおみやげ

越智 隆治

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トンガ滞在も1ヶ月を越えた。毎週現地で出迎えるゲストリピーターの中には、和食や和菓子などのおみやげの他に、僕が不在中に自宅に遊びに来てくれたときの家族ビデオや写真をおみやげに持ってきてくれる人もいる。

和食や和菓子もとても嬉しいけど、家族写真やビデオは、家族と離れて、異国の地で一人生活している僕にとっては、何よりも嬉しいおみやげだったりする。

妻も、何かのイベントがあると、メールで子供たちの写真を送ってくれる。最近の長男・海友の得意技は、「水中で目を開けて水面を見上げること」らしい。お風呂で、得意気に湯船の中で目を開けている写真が送られてきた。素っ裸だから、掲載するわけにはいかない。ちょっと前までは気にせず掲載していたけど、そろそろ年齢的に、素っ裸は卒業してもらわないと困るし。

夏の午後、暖かい陽射しの中、遊び疲れて昼寝をする息子たちの写真。できれば、僕もこの横でゴロンと横になりたい。写真を眺めながら、「後少し、頑張ろう」と気持ちを引き締めて海に出る。

トンガ滞在もあと1週間。僕が帰国する頃には、長男の夏休みも終わり、幼稚園に通っている。帰ったら、息子たちと、何をして遊ぼうかな。

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快晴。しかし、風がまた強く吹き出した。予報では25ノット。この日は3週目最終日。僕のトンガ滞在も1ヶ月を越えた。トンガの前にバハマで1ヶ月半のドルフィンクルーズを終えた後、すぐにこちらに来ての1ヶ月半の滞在。

計3ヶ月間、ずっとスキンダイビングで泳ぎ続けての撮影。ゲストのトラブルのケアなどもあり、連日ほとんど休む暇も無く、疲労はピークに達しているようだ。夜の食事にビールが欠かせない身体になってしまっている(でも帰国すると、また一切飲まなくなるんだけど)。食事を終え、部屋に戻ると、ベッドに崩れ落ちて、電気も消さず、泥のように眠ってしまう。

荒れた海上でも、ずっとスピードボート上で立ちっぱなしでクジラを探しているため、ボートがはねる衝撃で痛めた左足の膝の痛みが取れない。泳ぐときにも激痛が走る。それでもクジラを見失わないように、オンゴが「泳ぎ続けろ」とボート上から指示を出せば、黙って泳ぎ続ける。3週目のゲストにお願いして、膝用のサポーターを買ってきてもらった。

この日は、3人乗船のプナに乗船。トニーは2人乗船のフルーク。エミさんが4人乗船のスパイホップ。

この日は風が強く、また限られたエリアでしか、クジラを探せない。しばらくは3隻とも、ほとんど成果が無いまま、時間が過ぎていった。海峡の中で、何頭かのブローを発見するが、全てシンガーのようで、すぐに潜ってしまう。外洋側は荒れていて、行くことが困難だ。オンゴは、この日、このシンガーしか良いクジラを見つけることは難しいと判断したのだろう。

一頭のクジラにターゲットを絞って、「タカ、クジラが潜った瞬間に、そのポイントに落とすから、シンガーを探せ」という指示。この日最後の皆も、全員で海に入り、一緒に探す。

しかし、今週は透明度が悪くなかなか見つからない。唄声は近くから聞こえてきている。ときに潜って、目をつぶり、唄がどちらから響いてくるかを確認したり、ボートを見て、オンゴが指示する方向を確認したりしながらクジラを探す。

しばらくして、潜っているときに、やっとシンガーを見つける。僕は浮上し、手を上げて皆に位置を知らせる。しかし、留まっている位置がかなり深い。透明度も悪くて暗い。撮影はかなり難しい。ダイブコンピューターで深度をチェックして素潜りしてみたら、23mまで潜って、それでもさらに下に止まっていた。

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しかも浮上するときに、こちらを警戒して、遠くに移動してしまうので、数日前のシンガーのようにまともに撮影することはできない。しかし、オンゴはこのシンガーとこの日ずっと付き合いうことに決めたらしい。僕が「深くて、透明度も悪いし、探すのに時間がかかるし、撮影は難しい」と伝えたけど、それでも何度も何度もトライさせた。ときには、まったく見つからない場合もあって、4人で水面で漂っているしかない場合でも、しばらくはピックアップせずに様子を伺っていた。

そんな事を4~5回繰り返しているうちに、シンガーが唄っているところに、突如他のクジラたちが現れれてヒートランになった。最後にボートに戻ったゲストが「はっきりしないけど、子供もいたみたい・・・」。というので、ボート上から確認してみると、確かに親子がいる。

同じように近くでシンガーを撮影していたフルーク、他の海域でクジラ探しをしていたスパイホップもやってきて、3隻がワンチャンスづつトライすることに。まずフルークがトライ。次にプナとスパイホップどちらがエントリーするかで、微妙な位置関係にいたのだけど、スパイホップが先にトライ。

最後に、プナが入る番になった。この親子は、やはりなかなか止まる様子が無く、最終的にエスコートと親子だけに分かれたのだけど、潜ったと思ったら、かなり先に浮上したり、そうかと思えば、同じ場所に浮上したりして、僕らを翻弄させていた。

しばらくは静かに追走して、様子を見る。またテールを挙げて深く潜ったときに、オンゴが「タカ、多分やつらは今回は移動しないで、ほとんど同じ場所にいるに違いない。そんな気がする。だから今潜ったエリアに落とすから、水面から探せ!」と言われ、今回はまず一人でエントリーして指示されたエリアを探しまわる。しかし、なかなか見つからない。

それでも、オンゴは、絶対いると確信したのか、他の3人にも「タカのところへ行け!」と指示を出したらしく、皆がこちらに向かって泳いできた。ケビンが、「向こうで子供のブローを見ました」と言うのでそちらに向かうと、「いた!」テールを上に、顔を下にして眠る母親を発見。子クジラは母クジラの脇の下に入ってまるで抱きかかえられるように身体を休めていた。

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僕らは浮上してくるのを待って、彼らの上で待つ。しばらくすると、親子がゆっくりと浮上を開始した。好奇心のある子クジラがこちらに向かってくるため、母クジラは向きを変え、一緒にこちらに向かって浮上。途中、どこからか黒いボディーのエスコートも姿を見せて、3頭で僕らの目の前に浮上してきた。

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僕はこの日最後のゲストを前に出し、彼らの後ろからクジラを撮影。移動中もまた潜るまで見失わないように追い続け、潜行ポイントを確認。同じようにテールを上に上げて一時止まったように見えたので、また手を上げて皆に場所を伝えた。しかし、その直後に親子の姿はさらに深みに消えて、姿がまったく見えなくなった。

潜って確認してみたが、まったく見えない。今度は別の場所に移動してしまったようだった。

その後、スパイホップが再度トライしようとするが、かなわず、結局3隻が1回づつトライして終了して、帰路についた。

この親子もまた、今まで確認したことのない親子のようだった。

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2週目の強風、悪天候から、回復をはじめ、快晴。風も弱まる。この日はフルークで僕、まっちゃん、池町さん、ケビンの4人がノーファのガイドで海に出る。東のリーフはまだ波はあるものの、探せない状況ではなかった。

しかし、ブローを数回見ただけで、なかなかよいクジラが見当たらず、時間が過ぎていった。「明日以降はどんどん天気が良くなっていくから」と言われていたので、(クジラたちが戻ってくるのも明日からかな~)とちょっとがっかりしていた。明日、自分は3週目のゲストを向かえにいかなければいけないから、海には出れない・・・。

ランチを食べ、またしばらく別のエリアを探す。他のボートに無線連絡するが、まだ良いクジラは見つかっていないということだった。

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しばらくすると、シンガーが目の前に浮上してきたので、その潜行するタイミングで潜ってチェックしてみつことに。潜行する直前にエントリーして、海中を探す。泣き声は大きく聞こえていたので、どうやら真下にいそうだ。しばらく水中に顔をつけて周囲を見渡すと、水深15~20mほどで唄っているクジラを発見。

僕はボートに合図して、皆をエントリーさせる。シンガー(クジラ)は、唄い終わると浮上して、しばらく移動。また潜行して唄い始めるという行動を繰り返していた。ボートの上にいるノーファでも唄声が聞こえるくらい。僕らも水面や水中でクジラの声を全身に浴びながら、目を閉じてみたりしていた。

何度も浮上と潜行を繰り返すのだけど、移動してまた潜行する先を見失うと、次に浮上するまでボート上で待ってなければいけない。それでは撮影チャンスを減らしてしまうので、僕は浮上してきたシンガーに付いて泳ぎ続け、他の皆は一端ボートに戻って、僕が移動直後の潜行地点上に留まり、ボートに知らせるということを何回も繰り返した。

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何回かはかなり浅い深度で唄っていたので、テール部分までスキンダイビングで接近して撮影を行った。シンガーは決まって頭を下、テールを上にして唄っている。しかし、このシンガーはあまりぴしっとしていなくて、やる気なさそうな体勢だったのがおかしかった。

結局3時間ほど、このクジラの唄声を聞きながら海中にい続けた。

デイトリップのホエールソングで海に出ていたジョンからは、ヒナヒナ親子を発見したと無線が入っていた。どうやらエスコートが一緒についていたそうだ。トニーとエミさんもそちらに乗船していたのだけど、17人もゲストが乗船していたので、5交代。それでもほんの一瞬見れれば満足する人たちばかりだったので、全員が水中でヒナヒナとビッグママ(ヒナヒナのお母さん)を確認することができたそうだ。

この日、海峡の中でもかなり静かにしている親子を発見して、別のボートが沢山ついていた。明日はきっとこの2組の親子狙いで皆が捜索に出ることになる。

以前見た妊娠クジラなのか、2週目最終日に見た妊娠しているかもしれないクジラが出産したのか・・・。

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8月22日(水)夜9時から12時まで、鍵井が、インターネット生配「石田靖と意外な仲間たち」にゲストとして登場させて頂きます。石田さんとは、これまでに取材収録で石垣島、グアムとご一緒させて頂きました。いまでは、密かにメル友としてお付き合いさせてもらっています。

※そして、鍵井のメールサーバーの調子が悪く、先週までに送信したはずのメールが週末に、「送信できませんでした」とどかっと返ってきた。連絡したのに、みんなから返事がないな~と思っていたのは、この理由でした。困った・・・。現在もメールは受信できても、送信はできない状態・・・。鍵井からの返答待ちの方すみません。すぐに対応します。

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今、発売中の月刊ダイバーで下記の特集を鍵井は担当していますので、
是非、ご覧ください!

・セイン カミュ
タヒチの魔法にかかる Part.2 マニヒ

・私小説パラオ
~5人の写真家が見た水中世界~

・ラジャアン パット
インドネシア秘境クルーズ
驚嘆の未知なる楽園
http://www.diver-web.jp/

※私小説パラオには、越智さんも出てます。


また、月刊ダイバー オリジナル08年カレンダーが完成しました。
鍵井や越智さん、きゅうちゃんの写真が満載です。こちらもよろしくお願い致します。
http://www.diver-web.jp/cale2008/index.html

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天気が崩れると聞いていたのだけど、今シーズン、僕が3週間近く滞在している間で一番穏やかな日になった。風も弱く、波も弱い。これならかなり遠くまでクジラを探しにいけそうだった。

この日は僕がフルーク、トニーがプナ、エミさんがスパイホップにガイド役で乗船。もし、泳げそうなクジラを発見したら、すぐに、昨日海でクジラを見れていないスパイホップに無線連絡入れようということで、海に出る。

しかし、この日一番最初に泳げそうなクジラに遭遇したのはスパイホップ。かなりフレンドリーなペアで、何度も水中に入って見れただけでなく、水面でも、何度もダブルブリーチングしたり、2頭一緒にペクトラルフィンで、海面をバシャン、バシャンとたたき続けたり、一緒にフルークアップしたり。後で見せてもらったビデオ映像を見ていると、まるで2頭でシンクロナイズドスイミングをしているみたいだった。

僕らの方は、最初に昨日ヒナヒナのいた場所を探しに向かったのだけど、すでに移動していていないようだった。しばらくは東のリーフを探す。やはりこのエリアに一番クジラの個体数が多いようで、あちこちでブローを確認。しかし、接近するがなかなか水中には入れない。

プナの方が近くで4頭(2組のペア)にエントリーして撮影しているというので、そちらに向かう。すると、その4頭の他に別のクジラたちがいたので、そちらを追走していると、4頭と合流してしまった。

泳ぎ終わったトニーに、無線で入っていいか確認して、こちらが泳がせてもらう。エントリーすると、その中に、見覚えのある、明らかにお腹の大きなクジラが・・・・。ババウに来て早々に遭遇した、妊娠クジラだ。「まだ生まれてないんだ・・・」。僕はそう思いながら、撮影しようと思ったのだけど、ちょっと深すぎて、ちゃんとした撮影はできなかった。

このヒートラン状態の群れに再度トライ。最終的に1度に確認した、クジラの個体数は8頭。かなり透明度もよくて、近くで見ることができた。その後、フィリアという別のボートが接近してきたので、そちらにクジラの群れを譲る。

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フルークに乗船しているゲストは皆女性。2人がリピーターで、1名が初めてトンガに来た。今回あまりに接近しすぎて、「ちょっと目があっちゃって目の前で恐かった」というくらい、クジラたちが接近してきてくれたのだが、「できれば親子がいい」ということで、親子探しに。

しかし、やはり見つかるのは全てペアとか、複数の群れとか、シングルばかり。水面でパシャパシャと遊んでいるクジラを発見したので、これはもしかしたら子供かも。と思ったのだけど、接近するとハシナガイルカの群れと、2頭のクジラだった。こちらにもエントリーして水中で遭遇。その後も別の群れに入り、2頭を水中で遭遇。

無線でスパイホップに連絡を入れると、まだ朝から一緒だったペアについて移動しているというので、そちらに向かい、譲ってもらって、この2頭も、水面で止まって休息してるところで水中に入って確認。(僕は、ボート上で待っていたので、海に入った人の話では)、透明度が悪かったせいか、かなり寄らないと撮影は困難だったようだ。

そして、最後はプナが昨日に続き、ヒナヒナ親子を発見して、一緒に潜っていたので、こちらからボートが確認できる位置にいたので、そちらに向かい、ヒナヒナ親子にも再会。この日のフルークは、水中で確認したクジラの個体数は16個体。ボート上からの確認だと、おそらく25~6個体になるのではないか。

17日目(1週目3日目)、強風

昨日の穏やかな天候と打って変わって、かなりの強風。これでは、海に出るのは無理かな・・と思われた。朝、ジョンに連絡をしてみると、「はっきり言って、この強風だと、探せるエリアはかなり限定されるし、出たとしても、泳げるクジラを見つけるのは、かなり可能性が低い」と言われた。それでも、「おそらく、翌日も同じような天候だから、ボートを出すか出さないかは、そちらの判断に任す」ということだったので、その旨を皆に伝えた上で、全員が可能性が低くても海に出たいという(当然のことながら)全員一致した意見で海に出る。

この日、僕はスパイホップに乗船。島々に囲まれたエリアにも関わらず、白波が立ち、今シーズン海に出た中では最悪の状況。それでも、スパイホップの4人はまだヒナヒナに会っていなかったので、ジョンと相談して、昨日ヒナヒナに遭遇した東のリーフエリアに向かう。が、波が高くで、そのエリアまで行くのを断念。

そこから、サブマリンロックの方に向かって西へ移動途中でペアのクジラを発見。しばらく追走するも、外洋の方へ向かって泳ぎ去ってしまった。最終的に、この風でも探せるエリアはノースベイと判断して、そちらに向かう。先にノースベイに入っていた別の会社のボートから、「親子とそれに、別の大人のクジラがいる」と無線で聞いていた。

行ってみると、すでに、フルーク、プナ、それにマレスキングとフェニックスというボートがそのエリアにいて、クジラにアプローチしていた。が、なかなか入水にまでは至らない。プナだけが、シングルの大人にトライして海中で見ることができた。次にフルークがトライして、失敗。

スパイホップも、最後にトライするが、すでに外洋に出てしまっていて、目の前で何度か激しいテールスラッピングなどを見れたものの、入水しようとしたところで、姿が見えなくなり、波が高いので、それ以上の深追いは諦めて、帰路に着いた。

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結局、水中でクジラに会えたのは、この日プナだけだった。こういう日にだいたい決まって立ち寄るのが、スワローズケーブ。フルークとスパイホップが立ち寄って、中で撮影をして帰港する。

18日目(1週目帰国日)、陸で休息

今日は、1週目の9人中7人(2人は2週間滞在)が、帰国の途に着く。結果的に、2人乗船は4日中3日、3人乗船は4日中2日、4人乗船は4日中1日という水中でのクジラ遭遇だった。風がなければ、もっと見れたはずなのに・・・と悔やまれるのだけど、しょうがない。

10時45分発のフライトで、皆ババウを発つ。僕は、残った2人と海に出る可能性があったので、ホテルで皆を見送ったが、結局その日はコンディションが悪いというので、海には出なかった。

その日はTシャツ屋さんに挨拶に行き、スタッフTシャツを作成。残り3週間のゲストのことも伝えておいた。

2007年08月12日

今月発売のビーパル9月号に

鍵井 靖章

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今月発売のビーパル9月号に鍵井が紹介されていますので、是非、見てください。

ここ数日も賑やかだった。お世話になっている雑誌で、リウタとボクが載ることになった。サーフブランドの新作コレクションを着ての登場。朝、海に行って後、シャワーを浴びたりしてカメラマンさんが来るのを待っていた。その時、何かリウタへのボクの対応に違和感を覚えた。
「なにゃ、オレ、めちゃリウタに気を使っている。何や????この言葉遣い??もしかして・・・げっ!!!!」
なんとボクは、リウタがこれから撮影されるということでモデルさんのように、アゲアゲで対応していた。

 一週間ほど前に編集長から電話で、今回の打診があった。お世話になっているので、もちろん即答でOKした。でも撮影日が近づくにつれて、ある不安が過ぎった。いつもはだかの大将のリウタが人に言われた通りにお洋服を着るのか????

撮影当日、ビックリした。なんと秋物だった・・・。もう絶対絶命だった・・・。
この時に撮影された写真が掲載の時に、またご報告します。

その夕方、リウタとチャリに2けつして、海の向かう下り坂を駆け下りた。いつも車で通る道だが、チャリはまた気持ちよい。いや、チャリの方が気持ちよい。134Rに出て、由比ガ浜に走った。鎌倉の花火を近くで楽しむため。川口さんの家に御呼ばれした。シャンパン、ワイン、美味しい手料理を舌鼓して、花火の時間を待った。マイラも元気そうで良かった(今度はレバ持っていきます、笑)。ちょうど良い頃合をみて、屋上へ。大きな花火が夜空を彩っていた。久しぶりにちゃんと花火大会を見た。打ち上げる音と花火が開くズレのタイミングを計りながら、ずっと夜空を眺めていた。子供の頃に見た花火と同じだった。改めて花火は美しいと思った。

翌朝、早朝5時に起きて、東京へ。お世話になっているデザイン事務所さんで海外に送る写真をスキャンしてもらう。そして、そのまま、デザイン事務所に方々と一緒に鎌倉へ。
夜は、新江ノ島水族館で、夜のイルカーのショーを見る。良かった!!!

2007年08月10日

三保の鉄さんと良伊加くん

鍵井 靖章

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昨日、三保の鉄さんと良伊加(ライカ)くんが遊びに来てくれました。
ライカくんが大きくなっていて、ビックリ。うちのリウタもそうですが・・(笑)
お昼から、新江ノ島水族館に4人で行ったのですが、
駐車場は混んでいると思い、江ノ電に乗って行きました。
江ノ島駅で降りてから、途中、それぞれの子供抱っこした鉄さんとボクの姿は、
「あ~、夏休みやから、お母さんに、ほら、子供を水族館にでも連れて行ってやりなさい!」と
言われたお父さん連中や~、くらいに映った思います。
ところがどっこい、水族館のイルカのショーで息子たちよりも興奮していた鉄さんとボクでした(笑)
鉄さん、りり子へのプレゼントありがとうございました(たくさんの皆さんさんからも頂いています。
ありがとうございます)。またご家族で、遊びに来てください。待ってます!!!

2007年08月08日

バタバタと慌しいけど夏の日々

鍵井 靖章

時間はあっと言う間に過ぎていく。
まち子もボクも、リウタとりり子に人生を切り分けているから。
かつて、僕たちがそうしてもらったように。
こんなに素晴らしいことはない。
と思う。

週末から今朝まで色んなことがあった。
週末は東京を往復した。

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まず、メナドのキマバジョーリゾートのオーナー岸野さんご夫妻のお誘い頂く(写真)。
中目黒の予約の難しい人気のイタリア料理店で、洗練されたお料理を頂く。岸野さんご夫妻には、
いつも美味しいものをご馳走になる。(ありがとうございます!!月末からのメナド取材よろしくお願いします!)隣の席には有名芸能人がご飯を食べていた。そして、2件目のかっこいいバーで今度の取材の打ち合わせ。そして、なんだかんだと楽しい時間はあっという間に過ぎて行った。ボクは終電の横須賀線に乗り込んだまでは良かったが、寝過ごして逗子まで行ってしまう。最初はタクシー待ちの長蛇の列に並んでいたが、時間がもったいなく思え、海風に誘われて歩き始める。134号線まで、テクテクと歩き始めるとそれは海風でなく台風だと気付く。海岸線はタクシーもなく、砂が顔にバシバシ当たる。トンネルになると歩道がなくなる。結局、2時間30分もかかって、3時半に帰宅する。
さすがに疲れた・・・。

翌日、朝、買い物途中の由比ガ浜通りで、車に追突される。事故なんか久しぶりだから、後味が悪い。
昼からは、山田さんが遊びに来てくれて、海へ向かう。風音とリウタはもう真っ黒だ。夕方、事故の処理をしてもらっていたために、夜の江の水に行けず。子供との約束を守れなかった。

翌日、海から帰ってくると、耕二さんが、りり子のお祝いと言って、大きな甕に入った泡盛の古酒をもってきてくれた。りり子と古酒・・・?どうして?と思っていたら、20年後、一緒に飲むためだそうだ。もう、デートのお誘いだ(笑)。
夕方、またお江戸へ。先日、初めて仕事をご一緒させて頂いた週刊誌の女性編集者の方と渋谷の美味しいレストランで食事。衣川さん、楽しい時間をありがとうございました。そしてご馳走様でした!今度はボクがお誘いします!!!そう!、衣川さんとご飯を食べるために朝、近くのnoan(美容室)に髪を切り行きました!
そんで、その日も、終電の1本前、無事に鎌倉で降りると、また歩き初めてしまう。自宅までの所要時間、1時間10分ほど。またまた深夜に帰宅し、なぜか眠れないので、本を読んでいると、翌朝はとても早いと告げれ、即効で寝る。

月曜日、りり子と初めてのデート。行き先は東大。といっても病院での一ヶ月検診。診断の結果、まだ心臓に小さな穴があり、とても心配だけど、体重も順調に増え、この感じでは自然治癒すると聞きひと安心。まち子ももう海に入っても良いと言われるくらい元気。

昨日、りり子が一ヶ月検診を無事に終えたので、オカンは、風音を連れて羽田空港から関西に飛び立った。一ヶ月間、めちゃめちゃお世話になった。夜、お礼の電話すると、オトンが、嬉しいそうに「今、お母さんとビールを飲んでいる」と言っていた。 

皆さん、ありがとう。

2007年08月04日

11日目、イルカとクジラ

越智 隆治

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10日目 風が変わる

朝から、激しい風雨。しかも寒い。風向きが北、あるいは東から、南へと変わった。寒くなるのは、クジラにとっては悪い兆候では無いと思う。しかし、あまりにも強く吹いているために、この日ボートで海に出るのは諦めた。

ホテルのレストランで朝食を食べていると、マネージャーのマリアが来て「最低2日間はこんな天気が続くみたいよ」と教えてくれた。

明日、8月3日は、豊田さんの最終日。「海に出れればよいんですけどね」と言うと、「まあ、こればっかりは自然相手だからね。しょうがないよ」と、念願の親子クジラが撮影できたこともあり、本人の気持ちに余裕はでてきていたようにも見える。でも、できれば最後にもう一度、海に出たいに違いない。

この日、僕らは部屋でゲームしたり、マーメイドバーでのんびりしたり、Tシャツ屋さんに挨拶に行ったり、アクアリウムカフェでネットしたりと、久しぶりに島の上で過ごした。

11日目、イルカとクジラ

この日も風は強く吹き、雨雲が低く垂れ込め、島を覆っていた。移動する雲の速度も速い。やっぱり今日も駄目かなと思いつつ、オンゴに電話をかける。「どうかな?」。「コンディションはクソだな」とオンゴ。彼がこう言うときは、基本的に出たとしても、風が強くて、可能性はかなり低いということ。だから、きっと僕とトニー、エミさんだけなら海に出なかっただろう。

「豊田さんが、最終日なんだよね」と言うと「あ~、そうかTOYOTAは今日が最後か・・・」。「あくまでオンゴの判断に任せるけど、もし可能なら、しばらく様子みて、少しでも行けそうって思ったら連絡して。皆部屋で待機しているから」。と伝え「Sai Pai(了解)」という言葉を聴いて電話を切った。

しばらくは、部屋で待機。ということで、皆でカードゲームをしようということになった。その準備をしていると、オンゴから電話がかかり、「少し良くなったから出てみよう。20分後にジェティーに行くよ」ということになった。慌てて皆に連絡し、ジェティーへ向かい、出発した。

その頃、空全体を覆っていた雲が切れてきて、晴れている部分と、雲がかかって雨が降っている部分にはっきりと分かれていた。この日、この4年間で海に出た中では一番風が強く吹いていて、島々に囲まれた湾の中でさえ、いくつもの白波が立っていた。出ていた他のボートも、ほとんど行ける場所が限られて同じ場所で、クジラもいないのに、立ち往生している状態だった。

「今日、可能性があるのはノースベイだけだ」。今年2度目のノースベイ。オンゴの直感にかけるしかない。荒波の中、ゆっくりゆっくりとノースベイへ向かう。この湾は、高い断崖絶壁に守られていて、南、あるいは東風の場合は完全な風裏になるため、このエリアだけが穏やかな状態で保たれている。

しかし、クジラがいる可能性はそれほど高くは無い。ノースベイに入ると、しばらくは目を凝らしてブローを探す。オンゴは「TAKA、見当たらないか?」と聞いてきたのだが、どうやら彼はすでにクジラのブローを確認しているような感じだった。僕らが確認できるのを待っているようだった。しばらくして、2つのブローを発見。「あそこに、ブロー2つ!」というと、「そう、あそこだ」と僕らが確認するのを待って、ボートをクジラに近づけていった。それにしても、駄目もとで来たノースベイ、2回とも当たりってのは、かなり運が良い。

クジラの側まで接近すると、なにやら違うものが動くのを発見した。「イルカだ!」。イルカたちは、クジラたちの周囲で、悪戯するように泳ぎまわっている。クジラはあまり周囲をイルカたちにウロチョロされるのが苦手なことの方が多そうな印象がある。それはもしかしたら、今までイルカとクジラに遭遇したとき、クジラの方は常に親子だったからかもしれない。しかし、今回は大人のクジラ3頭。どんな行動をするのか水中で見てみたかった。

僕らは、クジラとイルカが一緒に泳ぐ水中写真を撮りたくて、勇んで海中にエントリーした。透明度はよい。イルカたちのキュルキュルというソナー音が、あちこちから聞こえてきた。

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肉眼では、イルカとクジラが一緒になって泳いでいるのが確認できた。しかし、撮影となると、なかなか接近してきてはくれない。僕ら3人は、我武者羅にクジラを追いかけ、イルカと絡むタイミングに撮影ができることを願った。が、過去に無いくらいに必死に泳いだせいで、僕は過呼吸に陥りそうになり、トニーは「吐く寸前」まで泳いだけど、まともな写真は撮影できず、なんとかイルカとクジラが一緒にフレームの中に入っている程度の証拠写真しか撮れなかった。

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最初はハシナガイルカだと思っていたのだけど、どうやら違う。しかも2種類の違うイルカたちのようだった。1種類は、Pantropocal Spotted Dolphn(Stenella attenuate)和名は多分タイヘイヨウマダライルカ、もう1種類は、図鑑で確認にしたところ、Rough-toothed Dolphin(Steno bredanensis)和名はまだ確認していません。どなたかわかりますか?

とにかく、しばらくは、クジラたちと、2種類の違うイルカたち(多分50頭以上はいたのでは)とに囲まれて、僕ら3人は青い海の中で、全力で泳ぎまくった。しかし、必死になって追いかけるよりも、疲れて水面で浮遊しているときの方が、クジラもイルカも寄ってくる。この日、一番良い写真が採れたときも、無理に泳がず、向こうが向かってくるのを水面でじっと待っているときだった。

結局、この日は、ノースベイで、5頭のクジラと2種類のイルカたちに遭遇。コンディション最悪の中、本当にラッキーだった。他のボートに情報を聞いたとこと、まったくクジラを見つけられていなかったそうだ。

この日で豊田さんのロケは終了。結局11日間の日程で、10日間海に出て、7日間水中でクジラの撮影に成功。海に入らなかった日も2日間は、ボート上から色々なパフォーマンスを撮影できた。まったく撮影できなかったのは、エンジントラブルんボートを救助した日だけだった。
ジェティーに戻ると、豊田さんはオンゴに「今日が最終日、本当に楽しかった。ありがとう。また来年来ます」とお礼を言うと、「あれ、今日が最後だったのか。知らなかったよ。こんなコンディションでもクジラに会えて良かったな。また来年も待ってるよ」と挨拶を返した。(わかってたくせに)。僕は内心思ったのだが、その場では口に出さなかった。

本当は、最終日の豊田さんのためにボートを出したのだ。僕らだけだったら、きっと「バーでビールでも飲んでろ」と言われてたに違いない。「お前が最終日だから、こんな天気でもボートを出したんだよ」みたいな恩着せがましいことを言わないところが、彼の優しさだ。僕はそういうオンゴが大好きだったりする。

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写真は豊田さんが撮ってくれた、クジラ撮影中の僕です。豊田さん2週間お疲れ様でした。


2007年08月03日

昨日、七里ガ浜で

鍵井 靖章

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昨日の夕暮れ時、風音とリウタとオカンとボクとで、海岸線に降りて行った。
台風5号の影響で、大きな波が何度も打ち寄せていた。
サーファーの人がたくさん。

帰宅後、6歳の風音がポツリ。
「私もサーフィンしたい・・・・」
やっぱり・・・・

2007年08月02日

PCにあった写真を少々・・

鍵井 靖章

PCにあった写真を少々・・
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ふっー、ちょっとスキッキリしました・・・・(笑)

2007年08月02日

今シーズン初親子クジラとの水中遭遇

越智 隆治

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朝、朝食を食べていると、8時30分にオンゴから電話がかかってきた。「今日は9時に出よう。いいか?」というのだが、僕と豊田さんはすえに食べ終えていたけど、トニーとエミさんが食べ始めたばかりだったので、「9時半にして」と頼んだ。朝になって突然、オンゴが早めに出ようと言ったのは、何か直感が働いていたのかもしれない。

この日は、豊田さん、トニー、エミさん、僕の4人が乗船。空は曇天、風は昨日ほどでは無いが強く吹いていた。最初に、今年良くクジラを発見している海峡でペアのクジラを発見。しばらく追走するが、まったく止まる様子がない。しばらくして、追うのを諦めて、別のクジラを探す。南東のリーフにある島の手前でブローを発見し、そちらに向かうが、シングルのクジラで、まったく期待は無かった。

この日、蟹座の豊田さんは、「ネットで見た星座占いで、「最高によいことがある」と書いてあったんだよな~」と言っていた。その運に期待したい。エミさんは、ボート後方のブローを探しながら、ちょっと妙な手つきをして、「クジラを呼んでるのよ」と言いながら、お祈りを続けていた。

トニーも後方を、僕とオンゴは前方に目を光らせていた。深く潜ってしまうクジラのブローは、長く潜行していたせいもあり、浮上直後に高くまっすぐに勢い良く立ち上る。そういうブローは見つけやすいけど、だいたい、また深く潜行してしまうことが多い。

親子は、まるで忍者のように水面や水面直下に潜み、母親のブローもほとんど見えなかったりすることが多い。風が強い日などは、本当に見つけることが困難だ。しかし、とにかくほんの些細な変化にも目を離さないように神経を集中させていた。

かなり遠くのリーフの手前に、リーフに当たって砕ける波とは微妙に違うしぶきを見つけた。しばらくは、それが波しぶきなのか、そうじゃないのか判断しかねた。しかし、徐々にしれが波しぶきでないとの確信が持てるようになってきた。

「あそこ、リーフの手前に、ちょっと違うブローが見えるんだけど」とオンゴに伝えた。オンゴは「見えないけど、行ってみよう」ということになり、そちらに向かって、ゆっくり、ゆっくりとボートを進めた。

近づくと、それは明らかに深く潜っているブローではなくて、水面直下に身を潜めているクジラの静かなブローだった。しかも、同じエリアで何個か上がっていた。最初に発見したのは、おそらく3頭の大人。しかし、僕はリーフの近くを慎重に見回した。すると、小さな背びれの影が、波間に見え隠れしてるのを確認できた。「あれ、あそこ!子供じゃない!?」とオンゴに伝えると、しばらく様子を見ていた、オンゴが「そうだ、あれは子供だ、間違いない!」と僕を見た。4年間、トンガでクジラを撮影しているけど、このときほど、興奮し、嬉しかったことはなかった。普段はあまり感情を表に出さないのだけど、このときばかりは「やった!子供だよ!」と大声で叫んで皆の顔を見回してしまった。

しばらくは静かに追走。親子が慣れるまでは、無理にエントリーせず、しばらくはこの状況を続ける。だんだんと親子がボートに慣れて、ほとんど動かなくなるのを見計らって、水中に入ってみることになった。慎重に、慎重にゆっくりと親子に接近する。全様が確認できるようになってきた。

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僕とトニーはとにかく豊田さんを前に出し、後ろから様子を伺っていながら、撮影を開始した。しばらくはまったく動く気配を見せなかった。トンガでは、親子クジラの場合は、素潜りによるアプローチは禁止されているので、水面に留まったまま、さらに接近を続けた。

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子供の肌は、とにかく今まで見たどの子クジラよりも白かった。母親の鼻先にのっかっったり、母親の下に隠れたりしながらも、こちらに興味を示しているようだった。それにしてもこのお母さんは大きい。数日前に出会った、妊娠クジラと比較しても、かなり大きかった。

目の前にリーフが迫り、親子クジラがそれ以上前に進めなくなったところで、向きを変えて、僕らの方に向かって泳いできた。ほとんど真正面。子クジラは、母親の下に隠れていた。「このままじゃ、ぶつかる!」と思った僕は、とっさに、今までいたのとは反対側に回り込んでクジラを避けた。それでも、通過した直後に、テールが作り出す水流に巻かれてしまった。ボワっと全身を水流に包まれた。自分が押し戻されているのがわかった。

今期、初クジラの親子との遭遇。ボートに戻ると、僕は、トニー、オンゴ、エミさん、豊田さんの順に、がっちりと握手をした。とにかく、皆が来る前に子供が姿を見せてくれて、これほど嬉しかったことは無かった。

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子クジラは、肌がとても白いことから、エミさん命名で、最初は「ホワイティー」になったのだが、トンガ語で「白い」というのが「ヒナヒナ」という可愛らしい言葉だったので、最終的に「ヒナヒナ」になった。
母親は、ドーセルフィンの右側に、2本の白い線が入っているのが確認できたので、ボート上からでも簡単に確認できそうだった。

その後も何回か水中で撮影、船上からは可愛いブリーチングやテールスラッピングを撮影。いつもより早くに切り上げて、帰路につく。とにかく、9日目にして、やっと親子に遭遇、撮影した。豊田さんは残り2日。親子は撮影できたけど、今日1日ずっと雲がかかっていたので、明日は晴れた太陽の日差しの下、撮影がしたい。とにかく、ほっとした。他のボートも、親子クジラを目撃したという情報も入ってきた。やはり30日の大潮前後で何頭かの子クジラが生まれているようだ。

しかし、夜食事をともにした、別のボートに乗船していた日本人の女性から、僕たちが最初に撮影した「妊娠クジラ」と同じ個体と思える妊娠クジラに今日遭遇したと聞かされた。テールだけを水面に出して眠いっていたそうだ。写真を見せると、同じような行動を取っていたという。

彼女はまだ子供を生んでいなかったのか。確かに、今日の母親に比べて、身体もかなり小さい。初産なのかもしれない。無事にかわいい赤ちゃんを産んでくれればいいのだけど。

2007年08月01日

3人兄弟

鍵井 靖章

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風音がいてくれるから、鍵井家はいきなり3人きょうだい(姉兄妹)になったよう。
今年も良い夏になりますように。

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