越智 隆治

ハードに潜り続けたレンベ&メナドロケも終了して、今帰国の途のシンガポールにいる。滞在先のココティノスでの最終日、僕は岸野さんに、このリゾートのあるキマ村の中を撮影して回りたいとお願いした。魚を撮影し続けていたので、久しぶりに人を撮影したくなっていたのもある。
まだ未完成のフロントを出ると、そこはキマ村の中心地。中心地と言っても、小さな、小さなお店が一つあるだけだ。早速子供たちがやってきて、記念撮影。その直後には、何頭ものヤギを引き連れたおばさんがリゾートの目の前をヤギと一緒にゆっくりと通過していく。
隣村の出身というリゾートスタッフと、キマ村のスタッフに伴われて、海岸線に沿って村の中を走る小道を南に向かって歩く。子供たちが家から出てきて僕たちを覗き込む。手を振ったり、笑顔を向けると、間髪いれずに笑顔が返ってくる。周囲にいる大人たちも、実際には、言葉はわからないのだけど、「はずかしがらずに写真撮ってもらえよ~」みたいなこと言ってる。村のはずれはあっという間にやってきた。
炎天下の中、僕らは、来た道を引き返し、リゾートのフロントを通過して、ゆっくりゆっくり村の中を歩き、反対側へ。出会う人、ほとんどすべての人を撮影しているのでなはいかと思えるくらいにシャッターを切っていた。それくらい、この村の人たちは笑顔が素敵だった。

特に印象に残っているのは、伝統的な帽子をかぶった、ひょうきんなおばさんの笑顔と、吸い込まれそうな瞳をした、かわいらしい女の子の笑顔。そしてビーチで出会った男の子たち。素っ裸で遊ぶ彼らの無邪気な姿に「あ、海友見つけた!」と思わず顔をほころばせてしまった。

ハードに潜った取材にの後、炎天下の陸撮はつらいけど、こういう笑顔が沢山見れるとほっとする。成田までのフライトまであと、4時間。ちょっと一休みすることにした。
テツさん、お疲れ様です。お返事返す前に、ゆっくりできず今沖縄でロケ中です。また、テツさんとこにも行きたいですよ~。桜海老丼食べに・・・。