越智 隆治

数日前に、離島のイル・デ・パンロケからニューカレドニアの首都、ヌメアに戻ってきていたのだけど、連日のハードなロケのために、部屋に戻ってすぐに爆睡する日々が続き、ブログのアップがなかなかできなかった。イル・デ・パンでもネット環境が無くてアップできなかったし。
やっと少し楽になったので、この辺でイル・デ・パン・ロケでの思い出をいくつかアップしていくことにする。イル・デ・パンとは、フランス語で「杉の島」の意味。島のあちこちには、美しい形をしたナンヨウスギが沢山見れることから、この名前が付けられている美しい島だ。

さて、期待大で望んだ、イル・デ・パンロケだったのだけど、思いのほかコンディションが悪く、水温も北部よりも低い25度。寒さに弱い取材チームは、船上で寒さとの戦い。南国の島に来ているはずなのに、「これは冬の日本ですか?」みたいなコンディションに猿の親子のように体を寄せ合って暖を取る日々が続く。

しかし、それではいかんと、一念発揮して、島の森の奥深くにある淡水鍾乳洞ダイビングにチャレンジすることに。ケーブに入る前に気合を入れるマサシ君と日記ちゃん。それもそのはず、水温は22度しか無い。
奥深い森の中に踏み入って、神秘的なたたずまいを見せる鍾乳洞の入り口から、エントリー。冷たい水温が身にしみる。歯をくいしばっての撮影。しかし、突如、マサシ君が僕をわしづかみにして、鍾乳洞の壁の前まで引っ張ってきて、「オレを撮れ!」と強烈にアピール。

とうとう、「オレを撮れリクエスト」までしはじめたか・・・、とちょっとびっくりしたのだけど、その直後に鍾乳石によじ登るポーズを取りはじめたので、さらにびっくり。「え、ちょっとこんな真っ暗なケーブの中で何すんのよ?ロッククライミング?何もこんなケーブの中でまで、面白写真考えなくてもいいのに」と思いながらもシャッターを切る。それとも、ヤンゲンで破れてしまった、ウエットのお尻から、冷たい水が流れ込んで、おかしくなってしまったのか?
と、よじ登った直後にこちらに振り返り、思いっきりポーズを取ってみせた。

「・・・・・・あ~、スパイダーマンですか・・・・・」
この暗いケーブの中でやる意味がわからない。
ちなみに側にいて、この撮影の間、ライトを照らすアシスタント役をやらされていた日記ちゃんは、「まったく何やってるのかわからなかった~」だ、そうです。
マサシ君いわく「寒そうだから、楽しませてあげようと思ったのに・・」とこんな状況においても、モデルさんをリラックスさせうようとする心意気には「あっぱれ!」でも撮影もほとんど終わっていたのだから、「そんなことに時間かけずに早くエキジットした方がいいなじゃないか」と内心思っていたことは、一生口には出さないでおくことにする。
越智さーん、イルデパンは「杉の島」ではなく「松の島」が正解です。
南洋杉の茂るその姿を見たキャプテンックがIles of Pinesと名づけたと聞きました。
「・・・スギ」と「スギ」のつく名前の木にはマツ科のものもあり、南洋杉もそうなのかもしれません。だからかな。
どうでもよいことですが。
訂正
ヨーロッパに杉は無いそうです。だから松だったのでしょうね。
それと正しくはIsle of Pinesの間違いです。
マサシ君、やっぱ松だよね。で、あの木は日本語では南洋杉なの?
そうです。日本語で南洋杉とよく紹介されています。
な、なんじゃ、このスパイダーマンは!
大事な天然鍾乳石にしがみつくなんて・・・、
自分がダイブした時は、傷つけないよう巻き上げしないよう、必至だったのに。
でもよく見ると鍾乳石にマサシさんの影が、つまり完璧な中性浮力で鍾乳石には微妙なところで触れてないのね!? すごいぜ、マサシさん!
本来の役割りを超越(単なる目立ち屋かも?)したパフォーマンス、今日の取材コーディネーターって、こんなエンターテイメント性も必要なのね!
でも、もう一枚は日記ちゃんの写真をUPして欲しかったなぁ・・・。
マサシさん達の数日前にダイブした、オッサンダイバーでした。
JUNちゃん>まあ、確かにびっくりしますよね。暗い洞窟内で中性浮力取ってのポーズも完璧だけど、暗闇の中での撮影構図も完璧でしょ(笑)
おっさんダイバー@サカベさん>一緒に潜れず残念でしたね。そうです、あれは完璧な中性浮力による芸当です。多分そうだよね~、マサシ君。手の辺りから出てる煙幕のようなものは、手から出る糸状の粘液が水に溶けてるんですね。