越智 隆治

昨日は、僕の好きなネグロス島のユタポイントに潜りに行った。ここは、黒砂泥地の海底で、レンベなど変わったマクロの多い海に様子が似ている。マリンビレッジからは、バンカーボートで20分くらいの距離。
定番はメタリックシュリンプゴビー、レイドシュリンプゴビーなどハゼとかだけど、センネンダイ、イッポンテグリ、ウミテング、ハタタテガレイなどレアな生物が見れる。以前中村宏治さんが取材に来られたときは、ミミックオクトパスを5匹くらい見たと雑誌の記事に書いていた。今回も実はそれ狙いで潜りに行ったのだけど、なんだか、今回の取材では、狙いを明確にすると実現できず、何も考えずに潜ると、面白いものに遭遇する。
ここでも、ミミック狙って4本潜ったのだけど、結局見つからなかった。でも、その代わりに、ミミック探しながら海底をふらふらしていたら、妙に黒い物体がワラワラ集まっているのに遭遇。近づいてみると、クロウニが無数に群がっていて、そこに何匹ものセンネンダイが・・・。
最初は40匹くらいしか確認できてなくて、それでも多いくらいだから、興奮して撮影していたのだけど、気づくと、その向こうにもさらに大きなウニの群れが・・。そちらに移動してみると、そこにはさらに多くのセンネンダイの幼魚が群がっていた。
多分、最初の群れと合わせたら200匹はいたんじゃないかってくらい多い。マリンビレッジで長年ガイドしている関口君も、他のガイドも40匹くらいの群れは見たことあるけど、こんなに群れているのは初めてだとか。
1本目でこの群れに遭遇して、2本目はハゼ狙いながらミミック探し。3本目にもう一度センネンダイの群れ撮影したいとリクエストして潜ったら、さっきまでいた場所に、クロウニがまばらにあるだけで、センネンダイも20匹くらいに減っていた。普通なら20匹でもうれしいのだけど、あの群れを見た後だったので、かなりガックリ。
やはり狙って潜らない方がすごいシーンに遭遇するみたいなので、それ以降、「今回の狙いは?」とはお互い聞かないようにしながら潜っている。まあ、その方が自分のスタイルに合っているとは思うけど。
今回の取材内容は、マリンビレッジチーフガイドの関口君のブログにも掲載されています。見てね。