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2008年12月25日

PNG LUMIXでのサンプル撮影リポート、その1

越智 隆治

_1000720.jpg

サンプル写真撮影地。パプアニューギニア ブートレス湾、ロロアタリゾート
Papua New Guinea / Bootless Bay /LOLOATA RESORT
http://www.loloata.com

今回の撮影で苦労したのは、透明度の悪さ。今まで海外で取材した中でも最悪に近い透明度だったために、抜けるような青い色をバックにしたサンプル写真は撮影できなかった。これはカメラのせいではなくて、あくまで透明度の問題。実際別のカメラ(CANON EOS 5D)でも撮影しているが、撮影後、フォトショップでかなり青みを足さないといけないくらいに厳しいものだった。特にズームして、近寄れない距離にいる魚などの撮影に適している、TZ5での距離を取った撮影はほぼ不可能だった。

透明度が上がってきたのは、最後の2日間くらい。ポイントによっては、多少水が抜けている場所もあったが、それでもワイドが十分に撮れる状況とは言い難かった。

そんなコンディションでの撮影だったために、HPで掲載できるようなワイド写真があまり撮れなかったことは残念である。しかし、今回初めてLUMIXの撮影のためだけに、1週間まるまる海に潜ることができたので、さまざまな条件、モードでの撮影に時間をかけることができた。次の2009年1月に行くパラオでの撮影時に参考にできるデータが多く蓄積できたことは大きな収穫だったと思う。

この海の顕著な特徴として挙げられるのが、他の海では超レアなボロカサゴの個体数の多さ。「カエルアンコウとボロカサゴだとどちらがレアなの?」とガイドに質問すると、「カエルアンコウの方がめちゃくちゃレア」という回答が返ってくるくらい、ボロカサゴの目撃頻度が高い海。他の海ではボロカサゴはかなり希少種であるが、今回のロケでは、計6個体ものボロカサゴを見せてみらった。しかも、ピンク、黒+黄色、明るいブラウン、肌色などさまざまなカラーバリエーションを持っている。ほとんど動かないし、サイズ的にも25cm程度と、LUMIXでの撮影が容易な被写体だったために、今回はこのボロカサゴを中心に撮影を行った。

もう一つが、アヤコショウダイの群れ。これほどアヤコショウダイが群れているポイントの存在は、他の海では聞いたことがない。残念だったのは、透明度が悪かったために、撮影後、フォトショップなどのソフトで補正をしないと、かなり緑色の印象が強く出てしまっていること。

今回は、ブートレス湾での、この2つの特徴的な海中シーンを中心に、LUMIX DMCFX37 とTZ5での撮影を行った。

なお、以下に記載している生物の学名、英語名は、ブートレス湾内にある島、MOTUPORE島にある、パプアニューギニア大学の海洋研究施設、Motupore Island Reserch Centre(MIRC)が2007年に作成した同湾内の生物図鑑「The Mrine Life of Bootless Bay」を参照している。学名、英名が記載されていないものは、図鑑に記載されていなかった種。

撮影機機材は、INONのD2000、UCL-65AD1なども使用。「おてがるパック」というセットでの撮影も行った。

12月13日(土曜日)
1本目 Lion Island MVTURT
使用機材 LUMIX DMC FX37+DMW-MCFX35+ INON 28AD Mount Base+INON UCL-165AD +INON D2000(おてがるパック)
●透明度の低い砂泥地を潜るマックダイブ。透明度5m以下。浮遊物も多く、ストロボ光によって浮遊物が沢山写りこんでしまう海底環境での撮影。そういう状況下だったので、UCL-165ADを装着して、クローズアップ写真を撮影。初日でもあり、様々な被写体の撮影を試みる。ストロボはD2000。普段の撮影でもマニュアル発光に慣れていたので、STTLは使用せず、マニュアル発光のみで撮影した。

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Phyllidia ocellata (ウミウシ)。体長約5cm。側面がコアラの顔みたいだったので、そこを強調して撮影。UCL-65AD1 を1個装着して撮影。1/50 F5.2 ISO100  露出補正1 ストロボD2000マニュアル発光

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Chromodoris magnifica(ウミウシ)。体長5cm。UCL-65AD1を1個装着して撮影。1/50 F5.2 ISO100  露出補正1 ストロボD2000マニュアル発光

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Pseudosimnia culmen / Gold spotted egg cowry。体長1cm。バックを海で抜くと、浮遊物が目立つ。緑色の水で透明度の悪さがわかる。UCL-165ADを2個装着して撮影。1/50 F5.2 ISO100  露出補正1 ストロボD2000マニュアル発光

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Solenostomus paradoxus / Ornate ghost pipefish。体長約10cm。UCL-65AD1個装着して撮影。1/50 F5.2 ISO100  露出補正1 ストロボD2000マニュアル発光

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Neoferdina cumingi / Cumming`s sea star。体長10cm。模様が面白かったのと、バックグランドが赤くて綺麗だったので撮影してみた。UCL-165AD1個装着して撮影。1/40 F4.3 ISO100  露出補正1 ストロボD2000マニュアル発光

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Taenianotus triacanthus / Leaf scorpionfish(ハダカハオコゼ)。体長8cm。UCL-65AD1を1個装着。1/40 F4.7 ISO100  露出補正1 ストロボD2000マニュアル発光

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Bryaninops amplus / Large whip goby。体長3cm。フォーカスを合わせるのが難しかった。UCL-65AD1を2個装着して撮影。1/40 F4.7 ISO100  露出補正1 ストロボD2000マニュアル発光

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Scorpaenosis possi /Poss`s scorpionfish(カサゴ)。体長17cm。UCL-65AD1を1個装着して撮影。1/40 F4.7 ISO100  露出補正2 ストロボD2000マニュアル発光

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Scorpaenosis possi /Poss`s scorpionfish(カサゴ)。体長17cm。UCL-65AD1を2個装着して撮影。1/40 F4.7 ISO100  露出補正2 ストロボD2000マニュアル発光

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