夏はやっぱり忙しい。
宿も始めたので夕方から夜遅くまで飯も食わずに皿洗いやらウエイターやらもやってるし。
もちろん昼間は本職のガイドもちゃんとやってるし。
おまけにフェイスブックも始めたからこのブログを書くにはなかなかたどり着けなかったのだ。
そんなわけですみません。
いましたよ。
ホタテツノハゼ。
一緒に探しに行った美人看護士のカブちゃんが見つけてくれました。
ヒレを開かないと地味でまるで猫の糞。
その後、ベテランダイバーのゲストを案内したところ、
あまりの地味さに最初はなかなか気づいてくれなかったほど。
しばらくいてくれるといいんだけどね。
バラス西で愛機のテレコンリングライトカメラを見失っていまだ発見できず。
どう考えても見つからないのがおかしい。
出来る限りのサンゴの下を覗いたり、遠くの方まで遠征したりして捜索はするものの手がかりすらない。
見失った場所で途方にくれていると、でっかいオニダルマオコゼが空を見上げていた。
すると頭の中に突然ポールマッカートニーの歌声が。
フールオンザヒルだ。
美しいメロディとドブスなオニダルマオコゼの顔が妙にマッチングした。
丘のうえのお馬鹿さん。一人ぼっち。
海も音楽もいいなあ、と。
思わずシャッターを切ったら、イメージ通りに撮れた。
ちょっと嬉しい。
ハナヒゲウツボの未成魚と言われてる黒い個体はチョクチョク見かけるのだが、あざやかなブルーの成魚のオスは西表では一度しか見たことが無い。
そして黄色いメスはフィリピンのリロアンでは写真を撮ってきているけど、西表では一度も見たことが無い。
西表には高校がないので制服姿の女子高校生も見たことがないが、それより何より青いハナヒゲウツボを見たいのだ。
西表にはまともなオフィスがないのでメイクばっちりのスーツを着てハイヒールを履いてるお姉さんも見かけないが、それより何より黄色いハナヒゲウツボを見たいのだ。
黒い個体はチョクチョク見かけるのだから、何処かで繁殖はしているはずなんだけど、青も黄色も見かけない。
20年ほど前に、益田一先生が電話で「黄色いハナヒゲの写真持ってない?誰も持っていないないんだよ」と尋ねてくださったときに、
よーし撮ってやろうじゃんと決心したが、くやしいことに西表ではまだ実現していないのだ。
何でだろうね?
前回はナマコの放精だった。
今回はミカヅキコモンエビの抱卵である。
今の季節、海の中は子孫繁栄にナマコもエビも全精力をあげているのだった。
人間にはそんな季節は無いらしいが、わが国では草食系と呼ばれる男子が増えてるらしい。
そういえば、日本人的にはというか日本民族的にはというか日本国的には老齢の域に達している気がする。
国家にも年齢はあるのだ。
歳をとり過ぎて赤ちゃん帰りをしている気もする。
AKBなんぞ見てどこが楽しいんだ?
代々の首相はサミットに出てもボケ丸出し。
有色民族の恥さらし。
はやく生まれ変わって欲しいものだ。
しかしエビの交接は見たことが無いな。
カニはあるけど。
一度見てみたいものだ。
半年ぶりに鼓膜が復活して潜れるようになったので嬉しくてしようがない。
スタッフのマナミとサヤがアレを見ただのコレがいただのと言うのを悔し涙をこらえながら、しかし包容力のあるオッサンのようなフリをしてニコニコ聞くしかなかった反動でバリバリ潜っているのだ。
インダビシ西でクマドリカエルアンコウの幼魚がいると聞いて行ったのだが、残念ながら枝サンゴの奥で近づけない。
せっかく来たのにこれかよ~。
泣く泣く別れをつげてふと隣をみると大きなオオヒダアシナマコが頭を持ち上げて放精をしているではないか。
曇り空でもフィッシュアイレンズを付けたカメラも持って来ていて大正解。
りっぱな大きさ。天を貫く角度。次から次へと放精する絶倫さ。
いやはや恐れ入りました。
「あやかりたいな!」と喉元まで出かかった言葉を理性と知性と見栄でぐっと呑み込む。
以前にも似たようなシモネタを言ってスタッフのマナミに
「サカナさんはもういいでしょ!」と半分たしなめられ半分呆れられたからな。
自戒自戒。
この季節、サンゴもナマコも魚も昼夜を問わずあちらこちらで放精放卵をしているのだ。
さわやかな西表島の海に淫靡な雰囲気を感じているのは僕だけなのかな?
昨年11月に破った鼓膜が昨日閉じたような気がしたので、恐る恐る潜ってみた。
じゃ~ん!!
潜れました。
潜降スピードは毎秒10センチほどでそろりそろり。
でも嬉しかったなああ。
半年振りだ。
常連客には「ブランクダイバーですね」とからかわれるし。
GWの真っ只中でさえ潜れずに泣いていたのだった。
半年間、月に二回八重山病院で鼓膜のカサブタをはがしては養生シートを貼るという処置を繰り返して
やっとこさなんとか塞がったのだ。
でも本当に効いたのはNAUIの恩師K松師匠のアドバイスだった。
要するに傷口は乾かしたらダメだと。
鼓膜に毎日消毒薬を流してカサブタを作らせないように。
というアドバイスを忠実に守ったらホントに超回復!
ありがとうございました。
持つべきものはお爺ちゃんの経験を持つ師匠です。
で、外離でニチリンダテハゼを撮って来ました。
例の背びれがファイバースコープで撮った僕の破れていた鼓膜にそっくり。
黒いところが穴。
ホントにこんな感じでしたよ。
これからの季節、幼魚や稚魚が出現するようになりガイドしていても一番楽しい時期でもある。
成魚になったら不細工になって見向きもされなくなるような魚でも小さいときは愛くるしいやつが多いのだ。
このイソモンガラもそんな魚のうちのひとつで、成魚はさえない紺色と灰色のダークで地味過ぎる魚なのだ。
そんなイソモンガラの成魚にであっても、ガイドはわざわざ水中でお絵かき先生に「イソモンガラです」とは書いて紹介することはまれだと思うし、
ゲストだって気合を入れてカメラを向けるってこともないような気がする。(かなり確信度は高い)
ところがこの写真くらいの成長段階の幼魚に出会うと、話は変わってガイドは得意満面で「大変きれいなイソモンガラyg」と
お絵かき先生いっぱいに紹介して鼻高々になるし、ゲストも必死のパッチでシャッターを切りはじめるのだあった。
と言うわけで、小さい動物はかわいらしいやつが多くて人気があるのは理解できるが、
いい年こいたオッサンがロリ趣味というのは全く理解できないのだ。
まして児童ポルノなんて怒りがヒシヒシとこみ上げてくる。
女性は大好きで年齢のストライクゾーンもまあまあ広い方だと自認しているワタクシではあるが、
それでも下限は高校生くらいで・・・・
とここまで書いて気づいたのだが、ロリ趣味のオッサンは女性が嫌いなのだ!
そうなんだ。女嫌いなのだ!
うーん超熟女(はっきり言ってお婆ちゃん)好きと言うのもいるし、
こういった方々は女性を避けているのだと思うしかない。
プルトニウムは身体にいいという東大のセンセもいることだし、
人それぞれというかよくわかりません。ホント
カニの仲間には、手近なものを身に付けてカムフラージュする種類がいることはよく知られているが、
イソバナガニもちょっと大きくなるとイソバナを頭の先にくっつけているやつに出会うことがある。
写真のカニがそうで、イソバナの小枝をくっつけているのが確認いただけると思うのだ。
よく見るとイソバナのポリプもちゃんと開いてるので、このイソバナもしっかり生きていることは間違いない。
さらによく見ると頭の先っぽにイソバナを挿し込んでいるように見えるから、
イソバナを挿し込むために頭の先っぽには穴が開いているのか開く様になっているのだろう。
ではこのカニが付けているイソバナは、カニが生息しているイソバナの一部をカットしものなのか、
それともイソバナの幼生をカニが捕まえて自分の身体に植えつけたものなのか、ちょっとした謎でもある。
そんなカムフラージュしなくても十分イソバナには擬態出来てると思うんだけど、他に何かいいことがあるのかもしれない。
まあ、生きていくための戦略として無駄に見えるようなことも、その生物にとってメチャンコ負担にならないかぎり有りというのが生物の面白いとこでもある。
例えばキリンの首とか、ヘラジカの雄の角とか。違う戦略でもよかっただろうに。
要するに必要エネルギー、コストの問題なのだ。
赤字にならなければ多少の異端は良しということか。
と言うわけで、
原発はコストがかかり過ぎるということで無くなるだろな。
最近、鼓膜が破れたままで全然潜れない。
仕方ないので昔の写真でお茶を濁すのだ。
ピンクのハダカハオコゼくん。
30分くらい粘れば大抵あくびするので待っていました。
おおおお、口の中にも肛門のような皺が・・・
魚はあくびしてものどは開かないのだ。
そういえば肺がないもんね。
鰓を開くだけでいいのか。
まあ、哺乳類のあくびとは意味が違うんだろうけど。
そういえばダイビング前のブリーフィングで
クラゲ、イソギンチャク、サンゴは口と肛門が一緒です。
いっぺんにオーラルセックスとアナルセックスができます。
と言って大笑いされるときと、冷たく見放されるときがあります。
その辺の空気を読むことが一番難しいです。
1954年 3月3日生まれ兵庫県出身。西表島には1978年から住み着いている。1981年にMr.SAKANA Diving Service をオープン。その後水中写真をはじめ月間「ダイバー」に20年間にわたりフォトエッセイを連載していた。
>>笠井雅夫 旧ローカルプレス
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- 夏はやっぱり忙しい(言い訳)
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- いかにもミスターサカナらしいお話。
- カオラック/タイ 平川 恭
- タオ島/タイ 増子 均
- タオ島/タイ 田中 進吾
- カオラック&タオ島/タイ 大村 健
- プーケット/タイ 小葉松 美穂
- プーケット/タイ 藤中 幸司
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- セブ・マクタン/フィリピン 下釜 宏
- リロアン/フィリピン 関口 義輝
- バリ島/インドネシア 大西 サトミ
- ニューカレドニア 小川 理志
- パラオ 秋野大
- パラオ 遠藤学
- パラオ 富永 直之
- ペリリュー/パラオ 清水 大地
- チューク/ミクロネシア 鵜口 尊信
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- モルディブ 前井 馨
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